金の歴史と現代における資産価値

時代を超えて人々を魅了してきた「金(ゴールド)」 

「金(ゴールド)」は紀元前から今にわたって人々を魅了してきました。起源は紀元前6,000年、世界最古の文明であると言われているメソポタミア文明時代の「シュメール人」がはじめて金を使ったとの説が濃厚です。使用用途は王の装飾品など。遥か昔から「富の象徴」として扱われてきたことがわかっています。 

ツタンカーメン王の黄金のマスクに代表される古代エジプト時代は紀元前2600年頃、一般市民は所持することすら許されず、その国を治める高貴な位のものだけがその身につけることができたのです。市民が金を持っていることが判明した場合には罪に問われるほど、「金」の価値が明確であったことが資料や遺跡からもわかっています。 

金は有限な資産だからこそ高付加価値がつく 

その後長い年月を経て、日本でも金が発掘されることとなります。有名な日本最大の金鉱・佐渡金山では約300年の間、その地の繁栄に貢献しましたが、1898年に枯渇。 

現在は鹿児島県・菱刈鉱山産が日本最大の金鉱山となっています。日本で採掘されてきた金の総量は約1600t、全世界の総産出量の約1%程度。金は限りある資産で人工的に生み出すことのできない貴重なものです。 

劣化に強く色や輝きを維持できる 

金は一般的に劣化しにくい金属です。シルバーのように空気に触れることでの変色したり、錆が出たりといった経年変化することはありません。 

金の純度が高ければ高いほど、その輝きは保たれ続けます。金とほかの金属を混ぜたK18でもでも品質が保たれ、K24ともなれば長きにわたって高品質を維持できます。 

時代は本物を持つ時代に 

オイルショック、リーマンショックなどを経験し、コロナ禍にある日本や世界の諸国の購買は、衝動的な購買ではなく、「安定志向」になりつつあると言われています。私たちはさまざまな危機を経験したからこそ、買うものは本当に自分にとって価値のあるものに価値を見出すようになっています。 

金は発掘されて以降、その安定した輝きで人々を魅了し、資産価値の高い品として重宝されてきました。そして2020年8月7日に開示された金相場で7,769円という史上最高額を記録。20年前と比較して、約7倍となる結果となりました。今後は一層金の価値が高まり、需要も高まるという予想も。